バイクの基礎知識
リンク   

どんな盗難手口があるの?

バイクは非常に盗まれやすい乗り物です。自分には関係ないと思っていて痛い目をみる人は少なくありません。盗難に対する対策をすることももちろん重要ですが手口をまず知っておいても損はないでしょう。では、どういった手口でバイクは盗まれるのでしょうか?大きく3つのタイプに分けることができます。

1、個人の素人による窃盗
一般的に「不良」と呼ばれる人たちがちょっとそこまで足がないからと盗んでいくパターンです。盗まれバイクは原付や125ccなどの小さめの排気量が多く、盗む側も素人なので防犯対策をしっかりしていればいたずらはされても盗まれることはほぼありません。
盗まれた場合少し離れた場所に乗り捨てられていることがよくあります。



2、1人〜少人数のプロによる窃盗
駐輪場や家の前にとまっているバイクをあらかじめ下見しておき、今人気のあるバイクであることや防犯対策はなにがされているかをリサーチした上で犯行に及びます。簡単なU字ロックやワイヤーロックでは切断されてしまいます。イモビライザーも犯行におよばない日に何度もわざと鳴らすことで近所迷惑や誤動作をバイク所有者に心配させ、イモビライザーの機能を切ったときをみはからって盗みを行います。バイク本体ではなくマフラーなどのパーツだけ盗まれることも多いです。
防犯が非常に困難ですが盗むときに時間がかかるのを嫌がるので複数個の防犯を常に仕掛けておけば盗まれる確率はかなり減ります。



3、プロの窃盗団による窃盗
トラックなどで移動し集団で窃盗を行います。盗むバイクはそのままトラックに積み込むので一度に大量のバイクが盗まれることもあります。盗むための道具をそろえているので防犯が非常に難しく、ある程度人数もいるので短時間で盗まれてしまいます。U時ロックやワイヤーロックでは切られることはもちろん、車体からタイヤだけを外して盗まれてしまいます。完全な防犯はなく、目をつけられたらどうしようもないというのが現状です。
とはいえなにもしないのとでは雲泥の差なので厳重な盗難対策を行うことが望ましいです。




 戻る